台湾地震への寄付先一覧【2024年4月27日更新】どこの寄付先が良いか比較可能

2024年4月3日、台湾東部沿岸を震源とするマグニチュード7.2・震度6強の地震が発生しました。

台湾では過去25年で最大級の地震で、4月17日現在17名の死者・2名の行方不明者・1150人超の負傷者が発生しています。今現在も700回以上の余震が発生しており、懸命な救出作業が行われています。

私たち個人が台湾へ今できることは、哀悼の意を示すとともに少額でも寄付を行うことかと思います。

寄付先にはどこを選べば良いのか、信頼できる寄付先はどこか、などを比較して選ぶ際に、本記事を一助にして頂ければと思います。

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目次

企業が運営する寄付先

Yahoo!ネット募金

Yahoo!ネット募金は、LINEヤフー株式会社が運営している寄付サイトです。

特徴

  • クレジットカードでは100円から、Tポイントでは1ポイントから寄付可能
  • LINEヤフー社の審査を通ったプロジェクトしか掲載されない
  • 寄付者が寄付先のプロジェクトを選ぶことができる
  • 寄付したお金が何に使われたのか、定期的にニュースレターを通じて発信してくれる
  • 領収書を発行してくれるプロジェクトと発行してくれないプロジェクトがある

4月27日現在、5つの募金先・非営利法人プロジェクトが寄付を募っており、総額2億1900万円以上の寄付が集まっています。

Yahoo!ネット募金
2024年 台湾地震緊急支援募金 - Yahoo!ネット募金 2024年台湾地震緊急支援募金。被災地域支援のための寄付へのご協力をお願いいたします。

楽天クラッチ募金

楽天クラッチ募金は、楽天グループ株式会社が運営している寄付サイトです。

特徴

  • 楽天ポイント・クレジットカードにて、1円から寄付可能
  • 領収書は発行されず、寄付金控除の対象にもならない

4月27日現在、総額4200万円以上の寄付が集まっています。受付期間は、4/5 ~ 5/7までです。

楽天クラッチ募金-令和6年台湾花...
楽天クラッチ募金-令和6年台湾花蓮地震被害支援募金- | 楽天グループ株式会社 令和6年台湾花蓮地震被害への支援にご協力お願いいたします

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン

セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンなどコンビニ各社は、4月5日よりコンビニの店頭にて支援金募金を募っています。

特徴

  • 店頭で現金にて寄付が可能
  • セブンイレブンは台湾に5000店舗、ファミリーマートは台湾に3000店舗を運営している
セブンイレブンファミリーマートローソン
実施期間4/5 ~ 4/214/5 ~ 4/184/5 ~ 4/18
実施店舗全国のセブンイレブン店舗(一部例外あり)全国のファミリーマート店舗全国のローソン・ナチュラルローソン・ローソンストア100の店舗
使用用途被災地に直接届ける被災された地域の自治体へ寄付日本赤十字社を通じて寄付
コンビニ各社の台湾地震への寄付

NTTドコモ・ソフトバンク

NTTドコモとソフトバンクの携帯キャリアは、スマホから寄付可能な募金を開設しました。

特徴

  • キャリアのポイントから寄付が可能
  • キャリア3社で集めた金額は、日本赤十字社に寄付される
  • 領収書や受領証は発行されない
NTTドコモKDDIソフトバンク
実施期間4/8 ~ 4/30 17:004/8 ~ 5/9
実施URL2024年台湾地震災害支援募金「2024年台湾東部沖地震救援金プロジェクト」開始
使用用途日本赤十字社を通じて寄付日本赤十字社を通じて寄付
携帯キャリア各社の台湾地震への寄付

非営利組織が運営する寄付先

日本赤十字社

日本赤十字社は、世界191の国と地域で人命救助を行う国際赤十字組織の日本支部です。東日本大震災・ウクライナ戦争・トルコとシリアでの地震・ガザ紛争など世界各地で災害救助活動を行っています。

皇后陛下が名誉総裁であり、非営利組織の中でも信頼性が高い国際的組織です。花蓮県ではすでに、渓谷や高層ビルに閉じ込められた人の救助のために、台湾赤十字組織が活動を開始しています。

特徴

  • ゆうちょ銀行・郵便局、銀行振込、クレジットカード・AmazonPay・コンビニエンスストア・Pay-easyにて、2000円から寄付可能
  • 寄付金控除のための受領証の発行が可能
  • 救援金は、台湾赤十字組織が行う救援・復興支援活動及び防災・減災事業に使われる

受付期間は、4/5 ~ 6/28までです。

特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン

ピースウィンズ・ジャパンは、「空飛ぶ捜索医療団」という航空機・ヘリコプターなどを用いた迅速な災害救助活動を行うNPO法人です。これまで、東日本大震災や西日本豪雨、マウイ島の山火事、モロッコやインドネシアでの地震などで災害支援を行ってきました。

「空飛ぶ捜索医療団」は、その機動性を活かして被災地で緊急を要する救助活動を行っています。4/6には医師や看護師、レスキュー隊員、災害救助犬などの専門チームが台湾に赴き、活動を開始しています。

特徴

  • 現地で早急に必要とされている救護活動に寄付できる
  • 寄付金控除のための受領証の発行が可能
  • 寄付金は、捜索救助活動・物資や医療の支援、事務局の運営費などに使われる
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各地の都道府県庁、市区町村の役所

各地の都道府県庁や市区町村の施設では、義援金を募集する募金箱が設置されていることがあります。

義援金の用途や募金箱があるかどうかは、お近くの役所へお問い合わせください。

今こそ台湾の人々へ恩返しを

台湾からは、東日本大震災では200億円以上、能登半島地震でも25億円以上の寄付がよせられました。ともに困難を支え合う友人として、今こそ台湾の人々へ恩を返すべきだと感じています。

私も日本赤十字社を通じて、一部の金額を寄付させて頂きました。

台湾の人々へ気持ちを寄せ、個人ができる範囲内で比較し支援を行い、一刻も早い復興が行われることを願っています。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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