茶殻をリサイクルした「環境にやさしい電報」とは

アルティウスリンク株式会社は、株式会社伊藤園の茶殻リサイクルシステムと提携し、茶殻台紙の電報を開発した。

電報とは、通信で伝達した言葉を紙に印刷し配達するサービス。電話やFAX・インターネットが発達するまでは日常的に使われていたが、現在では冠婚葬祭などの場で、諸事情により参加できない方が祝電・弔電を伝える際に用いられている。

アルティウスリンク株式会社は「りらいあコミュニケーションズ」と「KDDIエボルバ」が経営統合した企業で、KDDIグループの電報サービス「でんぽっぽ」を運営している。伊藤園は、持続可能な茶園の運営や耕作放棄地の活用といったSDGsに積極的に取り組んでおり、年間54800トンも排出される茶殻を建材や樹脂・紙などにリサイクルする茶殻リサイクルシステムを構築している。そんな両社が提携し、電報業界初となる茶殻台紙の電報を開発した。

左 茶殻台紙プロトタイプ、 右 開発イメージサンプル(既存商品より)

茶殻台紙の売上の一部は、日本赤十字社の防災・減災活動に寄付される。「電報」という明治時代から続く文化を継承しつつ、環境にやさしく持続可能で、さらに社会貢献に参加できる。そんなアルティウスリンクの茶殻電報を利用してみるのはいかがだろうか?

コンタクトセンター・BPOのアルテ...
アルティウスリンク、伊藤園の茶殻リサイクル用紙を活用した電報開発へ 業界初、茶殻の利活用と日本赤十字... アルティウスリンク株式会社は、電報サービスにおいて、株式会社伊藤園が茶殻を資源の代替原料とするリサイクルシステムの取り組みと連携し、茶殻を活用した電報台紙を開発...

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

コメント

コメントする

目次