アルティウスリンク株式会社は、株式会社伊藤園の茶殻リサイクルシステムと提携し、茶殻台紙の電報を開発した。
電報とは、通信で伝達した言葉を紙に印刷し配達するサービス。電話やFAX・インターネットが発達するまでは日常的に使われていたが、現在では冠婚葬祭などの場で、諸事情により参加できない方が祝電・弔電を伝える際に用いられている。
アルティウスリンク株式会社は「りらいあコミュニケーションズ」と「KDDIエボルバ」が経営統合した企業で、KDDIグループの電報サービス「でんぽっぽ」を運営している。伊藤園は、持続可能な茶園の運営や耕作放棄地の活用といったSDGsに積極的に取り組んでおり、年間54800トンも排出される茶殻を建材や樹脂・紙などにリサイクルする茶殻リサイクルシステムを構築している。そんな両社が提携し、電報業界初となる茶殻台紙の電報を開発した。
茶殻台紙の売上の一部は、日本赤十字社の防災・減災活動に寄付される。「電報」という明治時代から続く文化を継承しつつ、環境にやさしく持続可能で、さらに社会貢献に参加できる。そんなアルティウスリンクの茶殻電報を利用してみるのはいかがだろうか?
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