笑顔、それでもうつ病。うつ病支援財団のポスターキャンペーン

ドイツの写真家フィリップ・ラスマー氏と同国のうつ病支援財団が、ポスターキャンペーンを開始した。このキャンペーンは、ユニークなポスターを使うことによって、うつ病の社会的なタブーを取り除くことを目的としている。

https://www.deutsche-depressionshilfe.de/unsere-angebote/kampagnen-und-aktionen/oeffentliche-kampagnen

「ステファンはうつ病を患っています。」という文字がある。一見すると、ステファンは手前に座っている沈んだ表情の男性だと思われる。しかし、後ろの笑顔で座っている男性に「この人がステファンです」という文字がある。

このポスターキャンペーンでは、「笑顔でいても実はうつ病と闘っていることがある」という事実を元に、うつ病には様々な側面があり、一見しただけでうつ病とは認識できないことを明らかにしている。

ドイツでは毎年500万人以上の人がうつ病を発症しているのにも関わらず、社会ではタブーとされている。また、ドイツうつ病財団は、うつ病に関する知識の欠如がこの病気に対する偏見につながっていると警告している。

ドイツうつ病財団は、ポスターキャンペーンの他にも短編映画の放映を行い、うつ病患者が親族に助けを求めることを奨励している。

https://m.youtube.com/@Depressionshilfe/featured

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この記事の編集者

小野日楽と申します。福岡の高校2年生です。社会的企業や活動についての情報を分かりやすくお届けすることを頑張ります!一緒に学んでいきましょう!

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