ごみの出ない循環型プロジェクト「UpcycleLino」 エシカルな日常着をリリース

UpcycleLino (アップサイクルリノ)は、ファッションブランド「nest Robe(ネストローブ)」の服を作る際に廃棄されてしまう「断裁くず」を活用した循環型プロジェクトだ。

UpcycleLino (アップサイクルリノ)における再利用の工程を簡単に説明すると、裁断くずの端切れを、反毛という技術(生地を粉砕して細かな繊維に戻し、綿から糸を作り出す再利用法)を利用し、リネンの短い繊維にヴァージンコットンをミックス。それを紡いで新たなリネンコットン糸を作り出し、再び工場で製品が生み出されるという流れだ。

生地を裁断する過程において、「裁断くず」は生地全体の約3割が廃棄されているのが現状だ。そこで、今までコストをかけて廃棄していたものを再利用できたらと、 子育て世代の主婦を中心に支持を集めている家事・整理収納アドバイザーのおさよさんと、賛同いただいた工場の協力のもと開発された。

外出着としては勿論、日々の家事や子育ての在宅時間にも心地よい着心地となっている。着回しの利くカシュクールワンピースと、ボレロ風ブラウスの2型をラインナップしている。

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この記事の編集者

ソーシャルエッグメンバーの菊池と申します。現在は個人でアパレルブランドを開設して、服のデザイン・販売を行っています。ソーシャルエッグでは、皆さんに有益な情報を届けられるように責任持って頑張っていきます。

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