ユーグレナはミドリムシや藻・微生物などを用いたバイオ燃料の開発を行っている企業。ジェット機やヘリコプター向けの商用バイオ燃料「サステオ」を販売しており、2022年11月には政府専用機への給油業務も担当した。
そんなユーグレナは今回、マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」を設立。マレーシアは熱帯気候のため、光合成のための日射時間が長く、藻類の成長促進に適した地域。さらに、マレーシアは国を挙げて再生可能エネルギー事業に取り組んでおり、パーム油を用いたパームカーネルシェルなどのバイオマス燃料が世界でも注目を集めている。
ここではバイオマスエネルギーの生産と技術開発を手がけるほか、ASEAN地域におけるバイオマス燃料の研究開発拠点とする予定。これに伴い、三重県の研究所は閉鎖となる。
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