多くの農家は、作物を畑で収穫した後農協に卸すが、農協で取り扱っている作物には基準値がある。この基準値に満たないことで廃棄されている作物のことを、株式会社アノニギワイでは「畑のフードロス」と呼んでおり、この畑のフードロス問題を解決することを目指している。
株式会社アノニギワイ代表の山岡氏は農家に話を聞きに行った際に、以下の気づきを得たという。
- 規格外野菜は常に出るものではなく、うまく規格外が出なかった時と、たくさん出てしまう時がある
- 規格外野菜は、食べる事はできるが規格内の野菜と味が異なる
- 規格外野菜を市場に流通させることで、過剰供給となり、野菜の販売価格が落ちてしまう懸念がある
そこで山内氏は、規格内・規格外の農産品が混在する「畑の今」を届けるサービスとして、農作物の産直配送サービス「コボレナ」を運営している。コボレナでは、畑の作物状態に応じて、配送品内の規格外野菜率が変化する。
![](https://social-egg.jp/wp-content/uploads/2023/06/koborena-service-image-969x1024.jpg)
これにより、消費者は配送された農作物を見る事で「畑の今」を感じ取ることができ、畑の状態に対する意識が高まる。コボレナを通して、多くの人が畑に対して意識を向ける社会を目指している。
そんなコボレナは6/1からcampfireにて、All-in形式でクラウドファンディングを実施中だ。目標金額は100万円で、8000円を支援すると、コボレナが厳選した野菜・果物セットをリターンとして得られる。クラウドファンディングは7/15まで実施予定だ。
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