1600人以上が参加する『フードドライブ@JWU』とは?

フードドライブ@JWUは、日本女子大学で行われているフードドライブイベントだ。

フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、食料を必要とする人に分け合う活動のこと。フードバンクやフードパントリーとも近い活動である。


フードドライブ@JWUの特筆すべき点は、単発のフードドライブで終わらず、食品ロスや貧困問題を参加者に伝え、長期的にフードドライブに関心を持ってもらえる仕組みを作っているところだ。

本イベントを実施するにあたり、同学の教授に食品ロスや貧困・飢餓についてのインタビューを実施し、公式サイトにて記事を掲載。また、食品回収に関する情報をSNSや学内掲示板で発信し、認知度の向上に努めた。

さらに第2回のイベントでは、公益社団法人非常食推進機構と協力し、賞味期限が近い食品を集めて作ったリメイク弁当を販売。これにより、賞味期限が近づいた食材の活用法を参加者に伝えた。

その結果、フードドライブ@JWUの学内認知度は約25%まで向上。イベント参加後、食品ロスに対して「よりいっそう関心を持った」「関心を持った」と回答する学生が、全体の8割に至った。

本イベントを通してフードドライブに関心を持った参加者が増え、社会に良いアクションを引き起こせていれば幸いだ。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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