フードドライブ@JWUは、日本女子大学で行われているフードドライブイベントだ。
フードドライブとは、家庭で余っている食品を持ち寄り、食料を必要とする人に分け合う活動のこと。フードバンクやフードパントリーとも近い活動である。
フードドライブ@JWUの特筆すべき点は、単発のフードドライブで終わらず、食品ロスや貧困問題を参加者に伝え、長期的にフードドライブに関心を持ってもらえる仕組みを作っているところだ。
本イベントを実施するにあたり、同学の教授に食品ロスや貧困・飢餓についてのインタビューを実施し、公式サイトにて記事を掲載。また、食品回収に関する情報をSNSや学内掲示板で発信し、認知度の向上に努めた。
さらに第2回のイベントでは、公益社団法人非常食推進機構と協力し、賞味期限が近い食品を集めて作ったリメイク弁当を販売。これにより、賞味期限が近づいた食材の活用法を参加者に伝えた。
その結果、フードドライブ@JWUの学内認知度は約25%まで向上。イベント参加後、食品ロスに対して「よりいっそう関心を持った」「関心を持った」と回答する学生が、全体の8割に至った。
本イベントを通してフードドライブに関心を持った参加者が増え、社会に良いアクションを引き起こせていれば幸いだ。