帷-TOBARI-縫製所:『モノづくり×地域×海外×和』がつながるFactoryとは?

帷-TOBARI-縫製所は、「『モノづくり x地域x海外✕和』がつながる Factory」をコンセプトにした、誰でも簡単に「おもてなし」を楽しめるオリジナル和服ユニフォーム「袴式制服」の製造・販売を行っている企業だ。国内唯一の袴式和服専門店「和次元・滴や」の袴や和装品などの縫製・販売を行っているほか、サービス業をターゲットに「和」をコンセプトにしたオリジナルユニフォーム「袴式制服」も提案している。

この商品では、従来の袴のような複雑な着付けを必要とせず、バックルと前紐を結ぶだけで着付けが完了できるようになっている。ただ着やすいだけではなく、本格的な袴姿と遜色ないシルエットが完成するように、現代人の体型と姿勢にも考慮した設計がされている。

「着替えに時間がかからない」「着付けをおぼえなくてよい」「動きやすい」「着崩れしにくい」「洗濯できる」「ノーアイロン」「男女ともにワンサイズ」といったユニフォームとして必要な特徴を持ちながら、「おもてなし」や「非日常感」を衣服からアピールできる「実用的な和服」となっている。

画像参照:https://tobari-sewing.com/uniform/

また、誰もが作ることを気軽に楽しめるように、縫製工場の設備と作業場が利用できるシェアファクトリーとしても稼働。

京都ではかつて和服縫製を内職にしている人が多かったが、後継者不足や、着物着用の機会の減少などにより着物業界が衰退しており、担い手の減少が問題になっている。そこで「縫う」ことが好きな人と仕事がつながる場として、縫う場所に悩む方のために、作業場や設備の貸し出しを行っている。

シェアファクトリー以外にも、幼少期に自分の手で作る楽しさや、海外の方が日本のモノづくりに興味を持てる場として、ワークショップなども企画。「自分の手で作る楽しさ」を伝え、縫製に携わる人を育て、地域にも海外にもつながるようなFactoryを目指している。

帷-TOBARI-縫製所
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この記事の編集者

ソーシャルエッグメンバーの大可さくらと申します。群馬の高校3年生です。
自分なりの言葉で、社会にあるさまざまなソーシャルグッドな行動やアイデアをみなさんにお届けできるよう、頑張ります!

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