滋賀県大津市上田上地区・近江麦酒株式会社・龍谷大学で取り組む地域活性化商品『菜の花エール』が販売

滋賀県大津市上田上地区は、地元の特産品である「菜の花漬け」を用いたエール「菜の花エール」の販売を、2024/3/15から開始した。

菜の花漬けとは、菜の花を塩で揉み漬け込んだ漬物で、古来から日本で親しまれてきた。菜の花漬けには「新漬」と「黄金漬」の2種類があり、黄金漬は昔から製法を受け継ぐ上田上地域ならではのものだ。

黄金漬を作るためには、重い漬物石を運び、半年以上の温度・湿度管理が必要だ。そのため、なかなか後継者が生まれなく、菜の花漬けの技術と伝統が失われつつある。


こうした問題を解決する手段の一環として、菜の花漬けを活用した発泡酒の菜の花エールが開発された。

地元の方と龍谷大学農学部の学生が共同で菜の花を栽培し、地元のクラフトビール醸造所「近江麦酒株式会社」が醸造を行う。

菜の花エールの製造・販売を通して、新たな地域産業の育成と地域活性化に取り組んでいく。

菜の花エール(330ml)
1本 770円(税込)

▼ オンライン販売はこちら
https://omibeer.shop/

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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