海外のインパクト投資情報を日本語で発信する、一般社団法人ImpactShareが設立

金銭的リターンとソーシャルインパクトの双方を求める「インパクト投資」は、近年日本でも拡大しつつあり、国内のインパクト投資市場は約5兆8400億円だ。

その一方、世界全体から見ると日本のインパクト投資市場規模はまだまだ少ない。世界のインパクト投資市場は約174兆6000億円であり、うち80%を欧米が占めている。

日本国内のインパクト投資は、市場規模・情報・投資手法など世界から遅れを取っている状態だ。そこで、日本に最先端のインパクト投資の情報を伝えるために、一般社団法人ImpactShareは設立された。


ImpactSahreに携わる理事は以下の3名。それぞれが海外で長年インパクト投資の実践経験を持つ精鋭だ。

須藤奈応:インパクト投資の米国の業界団体、Impact FrontiersのDirectorとして機関投資家向けの研修開発や各種環境整備プロジェクトを担当。2005年に日本取引所グループ入社。MBA留学中、インパクト投資専用資金調達プラットフォームでのインターンを契機に同分野に関心を持ったことが契機となり2022年より現職。日経文庫「インパクト投資入門」著者。米ペンシルベニア大学ウォートンMBA卒。

海外のインパクト投資に関する情報を届けるメディア、一般社団法人ImpactShare設立のお知らせ

石田ともみ:環境エネルギー投資 Capitalist 兼 Impact officer。電通や国連開発計画(UNDP)でブランド戦略や官民連携、SDGsのビジネス戦略&エコシステム構築支援、アフリカのスタートアップ支援業務などを担当。その後、EY本社 ロンドンの戦略部門にてClimate tech等のプロジェクトに携わる傍ら、欧州におけるインパクト投資調査に従事。英ケンブリッジ大学MBA卒。

海外のインパクト投資に関する情報を届けるメディア、一般社団法人ImpactShare設立のお知らせ

中村将人:インパクト投資ファンドGLIN Impact Capital代表パートナー。三菱商事にて途上国事業、AI/IoT新規事業開発、ベンチャー投資・協業検討等を担当。インドネシア駐在を経てインパクト/ESG投資・社会起業論を学ぶためにMBA留学し、Impact Investing Club Presidentを務める。インパクト投資の先駆者である米国Acumen Fundにてインパクト/ESG投資に従事。上場企業ESG対応支援アドバイザリー多数実施。米ハーバード大学MBA卒。

海外のインパクト投資に関する情報を届けるメディア、一般社団法人ImpactShare設立のお知らせ

ImpactShareでは、メディアを通じて世界のインパクト投資情報を発信。メールマガジンに登録することで、下記の情報を得ることができる。

  • インパクト投資に関する基礎知識
  • インパクト投資の業界動向の解説
  • インパクト投資先として注目が集まる企業を分析・解説
  • 海外のインパクト投資家の取り組みを紹介

また、海外でインパクト投資に取り組む実業家を招いたイベントや講演会も実施している。

世界のインパクト投資情報を得たい方は、ぜひ見てみてはいかがだろうか?

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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