朝日新聞社が主催する「大学SDGs ACTION! AWARDS 2024」の表彰式が開催された。
「大学SDGs ACTION! AWARDS 2024」は、SDGsの達成に向けて大学生が社会課題解決のアイデアを提案するイベントだ。
今年で7回目の開催となり、177件の応募の中から12件が賞に選ばれた。今回受賞したアイデアは以下となった。
中高生が情報のファクトチェックに必要なスキルを得られるプログラムを開発。これまで国内外300人以上が体験。
小中学生女子の関心に沿ったプログラミングの授業を、女性教師が行うプログラミング教室を実施。日本の理系女子人材の育成と、子から母親へのスキルシェアによるリスキリングを行う。
視覚障害の有無に関わらず楽しめるボードゲームを開発。
高齢化社会のなか、介助が必要な人が外出しにくいという問題がある。そこで、GPSを用いた、介助が必要な人とお手伝いをしたい人をマッチングするアプリを開発。
優秀な外国人留学生の宣材能力を、日本語でアピールしてくれるシステムを構築。このシステムと企業を繋ぎ、優秀な外国人留学生が適切に雇用される社会を作る。
地域での離農と食糧自給率低下を防ぐため、ビール麦の国産化プロジェクトを松川町にて実施。栽培から醸造までを県内で完結させ、地域社会の活性化を目指す。
海藻から抽出したアルギン酸塩と炭酸水から、傷病用の絆創膏を開発。環境に優しく、安価・簡易に作成できることから、途上国での感染症リスク低下にも期待。
時が過ぎ被爆者の実体験を聞く機会が減る中、核兵器の脅威を知るためのARコンテンツを開発。身近に核兵器が落ちた場合のシミュレーションを、ARを通じて体験できる。
テニス競技団体のコンプライアンス徹底のため、セルフ・アセスメントシートを作成。全国315の大学に配布。
なりたい姿で会話できる、メタバース空間でのデジタル保健室を開発。また、会話が苦手な人でも話しやすいよう、感情分析AIがコミュニケーションを行ってくれる。
既存のアフリカブランドとのコラボ商品を開発。アフリカブランドの日本市場進出をサポート。
療養中の子どもが、制限の多い病院の中で自分だけの世界を作れる絵本×工作キットを開発。
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