アドベンチャーワールド、規格外キャベツを動物飼料として買い取り

和歌山県で動物園・水族館などを手がけるアドベンチャーワールドは、地元のJA紀南すさみ支所と協力し、廃棄されてしまう規格外キャペツを動物飼料として買い取る。

アドベンチャーワールドがある和歌山県では、冬キャベツ・春キャベツの生産が行われている。年間約7000トンの生産が行われているが、発育不足や過剰生育によって規格外として廃棄されてしまうキャベツが出てしまう。また、キャベツの葉の外側は、市場で販売する際には使用できないため、この箇所も廃棄されている。

そんな規格外キャベツをアドベンチャーワールドが買い取り、動物たちに飼として与える。アドベンチャーワールドで1ヶ月で消費する餌は約73トン、金額換算すると約1470万円だ。その内の約30%が、野菜を食べる草食動物・霊長類の食事量となっている。また、アドベンチャーワールドでは、1ヶ月で1200kgのキャベツを飼料として購入している。

農家は規格外キャベツが売上になり、アドベンチャーワールドは地元から安価で安定して飼料を買いとることができる。双方がWin-Winな状態で、かつ食品ロスにも繋がるビジネスモデルだ。

アドベンチャーワールド
地域のJA協力 食品ロスを削減 市場に出回らないキャベツを動物飼料として購入|トピックス|アドベンチャ... パンダをはじめさまざまな動物の赤ちゃんの成長の過程や、飼育スタッフがつづる動物のエピソード、アドベンチャーワールドからの最新情報などをご覧いただけます。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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