ユーグレナがマレーシアに新研究所を設立

ユーグレナはミドリムシや藻・微生物などを用いたバイオ燃料の開発を行っている企業。ジェット機やヘリコプター向けの商用バイオ燃料「サステオ」を販売しており、2022年11月には政府専用機への給油業務も担当した。

そんなユーグレナは今回、マレーシアに「熱帯バイオマス技術研究所」を設立。マレーシアは熱帯気候のため、光合成のための日射時間が長く、藻類の成長促進に適した地域。さらに、マレーシアは国を挙げて再生可能エネルギー事業に取り組んでおり、パーム油を用いたパームカーネルシェルなどのバイオマス燃料が世界でも注目を集めている。

ここではバイオマスエネルギーの生産と技術開発を手がけるほか、ASEAN地域におけるバイオマス燃料の研究開発拠点とする予定。これに伴い、三重県の研究所は閉鎖となる。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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