東成瀬テックソリューションズ株式会社は、秋田県東成瀬村が出資するテクノロジーでの社会課題解決を目的とした企業だ。東成瀬テックソリューションズの目的は2つ、「東成瀬村を豊かにすること」「日本の若者全体を豊かにすること」だ。
この東成瀬村は、雪害や少子高齢化・後継者不足など様々な課題を抱えている。この現状に、村長や地域の方々は危機感を抱いており、地方自治体では珍しく柔軟性が高くスピード感が速い。そのため、村の財源を出資する第三セクター方式ながら、東成瀬村の課題を解決するという事を目的とした東成瀬テックソリューションズは、わずか半年で起業することができた。
東成瀬テックソリューションズでは、都市部からIT未経験の人材を採用し、働きながらITのプロフェッショナル人材に育成する。その後、都市部から受託したリモート案件を育成した人材に行ってもらうことで、東成瀬村の若者の定着に繋げる。また、未経験の若者が「働きながらスキルアップができ、お金も貰える事」「都市部からの高単価な案件を受託できる事」によって、若者が豊かになれる。都市部から若者が地域に流入し、若者が豊かになっていくことで、日本全体が活性化することを、東成瀬テックソリューションズは目指している。
人口約2450人の東成瀬村で、現在42名の従業員を採用している東成瀬テックソリューションズ。今後5年以内に、従業員を100人まで増加させ、地方創生のモデルケースとなることを目標としている。
