「どんな重い障害児でも受け入れる」社会福祉法人あいの実とは?

あいの実は、重度心身障がい児・神経難病の方とその家族を支える事業を手がける社会福祉法人だ。仙台に拠点を持ち、以下の8つの事業を行っている。

社会福祉法人あいの実が手がける事業の一覧

あいの実ラズベリー・あいの実クランベリー

あいの実ラズベリー・あいの実クランベリーは、どんな重い障がいを持っていても受け入れて貰える、未就学児・就学児向けのデイサービスだ。超重症児・準超重症児は呼吸も食事も困難な子どもたちであり、そうした子を受け入れてくれる施設は国内ではかなり少ない。ここでは、人工呼吸器や胃ろう・気管切開部の処置といった高度なサービスまで対応してくれる。

また、どんな重い症状でも人工呼吸器を付けていたとしても、必ず入浴をさせてくれるという特徴がある。重症児を自宅でお風呂に入れることは困難であり、家族にも負担がかかる。そこで、あいの実ラズベリー・あいの実クランベリーに来た子ども達には、必ずお風呂に入れてから家に帰宅させている。

さらに、母子分離型のデイサービスのため、お子さんを預けている間は家族が自由な時間を持つことが可能だ。

住所:宮城県仙台市泉区北中山4丁目33−13
電話番号:022-785-9058

あいの実ブルーベリー

あいの実ブルーベリーは、未就学児・就学児・18歳以上の全年齢の方が利用できる重症児者デイサービスだ。こちらも、どんな重い障がいを持っていても、どんな医療的ケアが必要でも受け入れてもらうことが可能だ。

住所:宮城県仙台市泉区西田中松下23
電話番号:022-785-9435

あいの実ストロベリー

あいの実ストロベリーは、重症心身障がい者・医療的ケア者向けのショートステイサービスだ。家族が緊急時に預ける先というだけでなく、親離れ後に自立して一人暮らしできる力を身に付ける場所としても使われている。

また、重症心身障がい者・医療的ケア者があいの実ストロベリーでの滞在を通して、友達を作れる場にもなっている。

住所:宮城県仙台市泉区西田中松下23
電話番号:022-785-9513

あいの実オリーブ

あいの実オリーブは、障がい児を育てる家族向けの相談支援サービスだ。重症心身障がい児・医療的ケア児が退院した後、どう家庭で在宅介護を行っていくかを教えてもらう事ができる。

住所:宮城県仙台市泉区北中山4-33-13
電話番号:022-785-9492

あいの実クリニック

あいの実クリニックは、オンライン診療サービスだ。障がいを持ったお子さんが家から出られない場合や、障がいを持ったお子さんがいる親御さんでも、あいの実クリニックのオンライン診療を通じて診察を受けることが可能だ。

連絡先:https://ainomi.com/work/clinic/

ヘルパーステーションあいの実

ヘルパーステーションあいの実は、どんなに重い障がいを持った方でも対応する、在宅ヘルパーサービスだ。看護師と同等の痰吸引活動が可能な「喀痰吸引等研修第1号」を取得しているヘルパーが、20人以上在籍している。

住所:宮城県仙台市泉区実沢中山北100-2
電話番号:022-785-9440

ケアプランセンターあいの実

ケアプランセンターあいの実は、利用者が自宅で自立して生活できる状態を保つためのケアプランを作成するサービスだ。ケアマネージャーが利用者の心身の状態や家庭環境などを考慮し、在宅で行える最適なケアプランを作成してくれる。利用者は無料で利用できる。

住所:宮城県仙台市泉区北中山4-33-13
電話番号:090-9630-8710


あいの実は、「人からしてほしいと思うことを、人にする」を理念としており、スタッフが相手の立場になったときに「これをしてほしい」と思うようなことを、相手にしてあげることを大切にしている。重度心身障がい児・神経難病の方とその家族が「してほしい」と思うことを全て実現するため、上記のような様々なサービスを提供している。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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