アンリ・シャルパンティエが規格外バナナを用いたお土産を販売中

海外から日本に輸入されるバナナは、年間104万トン。そのうちの約0.5%程度が、流通の過程での傷や痛み、熟成状況よって規格外バナナとなっている。味はそのままだが規格外として廃棄されてしまうバナナを、なんとかして生かせないかと考え、アンリ・シャルパンティエ(シュゼット・ホールディングス)は規格外バナナによるSDGs焼きドーナツ「バナナーナ」を制作した。

傷んだバナナは早期に加工しないと、すぐ熟成してしまう。そのため、バナナの輸入元であるANAフーズ株式会社から鮮度が高いうちに仕入れ、輸入から3日以内で工場内で焼きドーナツに加工する。甘いバナナの香りと、触感のアクセントになるチョコレートチップ、キャラメルペーストを練り込むことで、より一層風味が際立つお菓子となっている。

バナナーナのパッケージには、SDGsのロゴと「規格外のバナナを使ったSDGsのスイーツが登場!」の文言が入れられていて、お客さんにもSDGsに取り組んだ商品であることが一目で分かるようになっている。

画像参照:https://www.henri-charpentier.com/special/hc_bananaana/

バナナーナは、羽田空港第2ターミナル「ANA FESTA到着ロビーギフトショップ」、伊丹空港南ターミナル2階「じゃらんマルシェ」、東京駅「大丸店」「ギフトパレット店」「グランスタ東京店」で販売中。今年2月から空港での販売を開始し、新商品として両空港のショップ内で売上個数1位を記録している。価格は3個入りが648円(税込み)、5個入りが1080円(税込み)。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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