サプライチェーンの透明性も高い宝石ブランド「RURI」がオープン

RURIは、宝石の製造から販売までの流れをブロックチェーンに記述することで、サプライチェーンを透明化し、信頼性の高い宝石を購入することができるソーシャルビジネスだ。

宝石採掘の現場では、様々な社会問題が埋まっている。例えば、宝石の採掘には大量の爆薬と水を使用するため、土壌汚染が引き起こされる。また、高価な宝石を採掘する現地の労働者は、劣悪な坑道で低賃金で働いており、児童労働が行われている採掘場も少なくない。さらに、鑑定書の偽造や化学処理による品質改変などが行われているケースもあり、宝石の価値を消費者が判別するのは難しくなっている。

そこでRURIでは、宝石の製造過程や流通過程を改変不可能なブロックチェーン技術に刻み、宝石とセットで販売している。これにより、消費者が宝石の品質を確認できるだけではなく、原産国の人たちも宝石の取引価格を知ることができる。また、RURIは法令順守・倫理性・透明性・品質の高い宝石のみを取り扱っており、採掘から流通までのサプライチェーンを消費者は知ることができる。

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この記事の編集者

下谷 航希のアバター 下谷 航希 編集長

現在25歳。大学3年生の頃に子ども食堂の運営に携わり、社会貢献をしている人たちが大変な思いをしながら社会貢献活動をしていることを知る。その後、地方創生ツアーやメンタルケアアプリ制作などを行い、2023年に社会課題解決に尽力する人たちの課題を解決するメディア「ソーシャルエッグ」を立ち上げ。現在はソーシャルエッグのインタビューやメディア運営、学生へのソーシャルビジネス講座などを行っている。

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