性暴力被害に苦しむ女性向け心理ケアの相談コミュニティ「SISTERS」開始

株式会社SISTERSは、性被害やジェンダーなどの問題に直面している女性をサポートする相談コミュニティ「SISTERS」をリリースした。

SISTERS運営の鈴木氏は、女性であるが故に起こる社会問題を解決したいという志を胸に、女性の社会問題の中でも性被害の問題に取り組んでいる。その際に、性被害で苦しんでいる同世代の女性を何度も見てきたことから、相談しにくい悩みや体験をシェアできる居場所を作りたいと思い、SISTERSをリリースした。

日本では、約4人に1人の女性が何らかの性暴力被害に、13人に1人が無理やりの性交の被害を経験している。しかし、現状では被害者の約半数は誰にも相談ができていない。性暴力の被害者支援はまだ十分に進んでおらず、被害者の心理ケア不足も課題となっている。

そうした課題がある中で、SISTERSでは「知る」「語る」「相談する」「支え合う」の4つの軸でサービスを提供することで、当事者が必要な支援を自ら選択することを可能とする。現在は、

  • 専門家を招いたイベントの複数開催
  • 性暴力やジェンダーに関する、悩みを話すオンラインミーティング
  • 音声SNSサービスのPodCastにて匿名相談
  • 当事者同士で繋がれるコミュニティ

の4つを行っている。月額900円から利用可能だ。

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この記事の編集者

ソーシャルエッグメンバーの菊池と申します。現在は個人でアパレルブランドを開設して、服のデザイン・販売を行っています。ソーシャルエッグでは、皆さんに有益な情報を届けられるように責任持って頑張っていきます。

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