2023年– date –

For Goodはボーダレス・ジャパンが運営する、ソーシャルグッドな活動専用のクラウドファンディングサイト。サービス開始から1周年を迎え、5月17日からリリース1周年キャンペーンを開催中だ。先着200名に、トップページへの掲載やメルマガ掲載権を無料でプレゼントしている。

服を作る際に出る断裁くずは、生地全体の約3割が廃棄されている。そこで、家事・整理収納アドバイザーのおさよさんと、賛同いただいた工場の協力のもと、断裁くずを原料としたUpcycleLinoの素材で仕立てたエシカルな新作が発売された。

FUMIKODAはマッシュルームレザーを用いた財布「IVY」とミニトート「GINAbaby」を発表した。生分解性を持つキノコを、耐水性・耐火性に優れたマッシュルームレザーになめし、日本初の国産マッシュルームレザー製品を製作した。

ドイツやベルリンの研究者たちはブロックチェーン技術と森資源の管理を組み合わせたアートプロジェクト「terra0」を立ち上げた。「terra0」は森が森自身を管理し、自身を拡大していくことができる、画期的な取り組みである。

和歌山県で動物園・水族館などを手がけるアドベンチャーワールドは、地元のJA紀南すさみ支所と協力し、発育不足や過剰生育などで廃棄されてしまう規格外キャペツを動物飼料として買い取る。食品ロスの削減と、地元農家の支援に繋げる予定だ。

株式会社ベネクシーは、サステナブルなフットウェアブランド「BOHONOMAD（ボホノマド）」の単独POP-UPイベントを4月より開催している。BOHONOMADは、収入が不安定なトルコ女性達に、継続的な雇用を創出していて、一足ずつ手作業で丁寧に作っている。

透明性と天然成分を重視するパリ発香水ブランド「バスティーユ」が、5/18より日本に初上陸する。香水の原料の95%が天然成分で、残り5%は天然由来の合成成分となっている。また、原料や製造元などを全て公開しているため、消費者が安心して肌に付けられる香水だ。

カイポケは、介護現場の効率化兼経営支援ソフト。2018年よりスマートデバイスの貸出サービスを行っていて、外出先でスマートフォンで記帳し、自宅や職場でタブレットで業務の続きを行うことが可能だ。今回、カイポケのスマートデバイス導入台数が7万台を突破した。

数々の社会起業家を輩出してきたボーダレス・ジャパンと、社会課題の事業開発に取り組んでいるリディラバ、経済産業省が協業して、18歳以上の学生向け社会起業家育成プログラムを実施する。半年間の社会起業家育成プログラムや、学生社会起業家を増やすための交流会などを実施する予定だ。

Well-being Forumは、ESGやグローバルの最新情報を届けるオンラインサロン。ESGと世界経済やイノベーション、組織づくりの方法などの動画を26本以上無料で公開している。4月19日から、新たにプレミアム会員（月額1100円）のプランを追加した。

今回は、日本のソーシャルビジネス企業を11例紹介していきます。フードロスや介護、地域活性化、環境問題、貧困問題など様々な社会問題解決に取り組むソーシャルビジネス企業を解説していきます。社会課題をビジネスに昇華させた例を知りたい方は、ぜひご覧ください。

今回は、コーヒーかすのアップサイクル事業やソーシャルグッドなメディア事業を手がける、株式会社コル代表の福元雅和さんにインタビューを行いました。商社やコンサルティング会社を経て、地方の中小企業支援で社会課題解決に関心を持った福元さん。その経験と現在行っている事業内容を紹介していきます。

飲食店や商業施設で大量に不要となっているアクリル板。ただ、アクリル板は「産業廃棄物」扱いとなり、自治体によっては一般ごみとして処理できない。そこで、株式会社OpenFactoryでは、使い道がなくなったアクリル板パーテーションをキーホルダーにアップサイクルしている。

NPO法人のARUN Seedが、社会起業家同士・社会起業家のステークホルダーを繋ぐオンラインプラットフォーム「起業家プラットフォーム」のβ版をリリースする。「社会起業家データベース」「Sustainable Businessフォーラム」「イベント告知掲示板」を利用できる予定だ。

社会起業家に特化した経営伴走・メンタルサポートサービス「Social Coaching」が2023年4月よりリリースされた。本サービスの特徴は主に3つ。まず1つ目は3ヶ月無料体験。2つ目がメンタルヘルスケアと経営サポートの両立。3つ目が社会起業家限定のコミュニティへの参加権だ。

アフリカの社会課題解決を手がけるソーシャルベンチャーを視察・体験するツアー「Deep Dive Camp in Kenya」を2023年8月21日～2023年8月26日に実施する。現地のリーダーとディスカッションや、渡航前・帰国後の研修までを行うツアーだ。

Kreafunkはデンマークのオーディオ機器メーカー。製品の99%を再生可能素材を原材料にすることを掲げ、外装に石を用いたStoneシリーズ、外装に小麦繊維とリサイクルプラスチックを用いたWheatシリーズの2種のオーディオデバイスを販売している。

味は良いが傷や痛み・熟成度によって廃棄されてしまう規格外バナナを無くすため、アンリ・シャルパンティエは規格外バナナによる焼きドーナツ「バナナーナ」を制作した。バナナの輸入元であるANAフーズ株式会社から鮮度が高いうちに仕入れ、3日以内に加工することで、商品化を可能にした。

100%自然由来のオーガニック口紅「SHIINA organic」が5月1日からクラウドファンディングを行っている。挿し込み式口紅として国内初のエコサート・コスモスオーガニック認証を取得。カラーバリエーションは、ワインレッド・オレンジブラウン・コーラルの3種類を用意している。

ソーシャルビジネスの事例として、国際協力/貧困・フードロス・地方創生・ジェンダー・障がい者支援・再生可能エネルギー・資金調達・リサイクルの8つの事例一覧を紹介していきます。これらのソーシャルビジネスの取り組みは、社会課題解決の成功例としてぜひ知ってもらえればと思います。